2006年04月15日

なんで日本のアニメは花びらが舞っているの?

hanabira.jpg

アドレスがわからなくなってしまったのですが、アメリカの掲示板での質問です。


「日本のアニメで色々なモノが舞っているのは何故ですか?」


Σ( ̄ロ ̄lll)


んなこと考えもしなかったょ!、、、ちょっとHD漁ったら確かにいろいろなモノが舞っています。 「演出だ!」と言ってしまえばそれまでなのですが、いろいろ考えてみるのも面白そうです。


●花(自然物)
これはワリと簡単に説明が出来るのではないでしょうか。

日本の四季です。海外に比べ、季節の移り変わりが明快な日本では俳句等に挙げられるように”季語”というものが存在し、万葉の時代より、季節の移り変わりや心情を五七五に乗せて歌ってきました。

万葉かょっ!ってツッコミもありそうですが、そんなものです。たぶん、、、。言葉が時代によって変化していくように、表現も唄からビジュアルへ移り変わってきたと考えればスムーズに考えられるような気がします。

あくまで個人的見解ですが、”舞っている花びら”に対する回答としては「登場人物が何も言わずとも心情を察することが出来る日本独自の記号(季語)である」と言えると思います。


●翼・羽
神聖的なもの、輝ける存在として描かれることが多い翼や羽。ここらへんはおそらく西洋の宗教画から来ていると思われます。日本古来の絵画において、翼を神聖化したものは非常に少なく、描かれているとしても朱雀やヤタガラスのようなあくまでも動物を主体としたものです。

本来なら西洋の宗教感から話すのが筋でしょうが、専門家でもないですし、アラが出るので止めときますが、西洋絵画のモチーフで描かれる天使(キューピッド)等が多いのは想像できることと思います。この感覚は元々日本人には無かった感覚のはずで、初めて見たときの驚きや神々しさが現在あるイメージに起因しているのではないかと勝手に想像しています。


●光
もとより神々しいものとして描かれているのであえて書くこともないのですが、西洋、東洋、日本どこでも描かれているor表現されている命の象徴です。生命、神秘、等を描くのに利用するのは必然と言えると思います。


●しゃぼんだま
メルヘンの象徴 弾けやすい淡く切ないものの表現と言ったところでしょうか。ちなみにトリビア的なお話をしておくと、しゃぼんだまの語源はポルトガル語のシャポー(sabao)、石鹸という意味で日本には鉄砲伝来と同じ年1543年に伝来しています。その頃はとても貴重品で洗濯等には使われず、香りや薬として利用されていたようです。現在の石鹸としての使われ方をするまでにはその後、オランダから輸入が盛んになるまで130年の月日を要しています。

_____________________


あくまでも個人的な見解なのでアレですが、こんなふうに考えたら面白いなぁってことで。

<引用画像元>左から
地獄少女 <花びら>
魔法少女リリカルなのは <羽>
舞-HiME <花びら>
D.C. <花びら>

_____________________


土、日と研修旅行という名の飲み会旅行のようなものがありまして、土曜日の更新はおそらく無理っぽぃです。、、、というわけで、ちょっと奮発更新してみました。見そびれたアニメもちびちびっと更新してあったりなかったり、、、そんな感じです。
posted by xii。 at 01:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
舞う演出と米国という言葉ですぐ思いついたのが、ジョン・ウー作品の「鳩」。あれは純粋、愛、平和、イノセンス、聖なるものという意味合いがあるらしいですね。「あ、これから撃ち合いだ」くらいにしか思ってませんでしたが。。

花びらといえば、ARIA二話での桜。でっかい春です!
花びらは花からすると終わりですが、木からすると「始まり」というイメージがあります。落ち葉は「終わり」ですね。

翼・羽は善悪どちらにしろ神聖なモノ・絶対的なモノの「出現」。+光or影で変身・変化でしょうか。
ですが、飛翔という「始まり」、飛び去るという「終わり」というようなイメージもあるように思えます。
Posted by yomi at 2006年04月15日 07:27
アメリカには桜がないとか聞いたことがあります。なので、花びらが舞い散る、といった概念そのものがないのかもしれません。
実際英語では「ひらひら」といった表現を表す言葉がないそうです。
Posted by 通りすがり at 2006年04月16日 02:16
研修旅行 バス内 ほとんどの人が力つきている間にコメントをば…

>yomiさん
ジョンウー監督のフェイスオフ、好きだったなぁ。たしか二丁拳銃もかれが一番最初に考案した演出なんですょね〜。キメキメの演出が最高です。

鳩はかなりいろんな意味合いを兼ねて、こだわりがあるモチーフらしいことをどこぞの映画雑誌で読んだ遠い記憶が…


>通りすがりさん
最近、、、といってもそこそこになりますがニューヨークにも桜が植えられて今では見ることができるようになったようですょ。ただ決してメジャーな木ではないですし、花びらが舞うイメージは定着してないでしょうね。
”ひらひら”って表現がないのは驚き!個人的豆知識リストに追加させていただきます^^
Posted by xii。 at 2006年04月16日 11:14
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